Bitter Life

30歳から始めた妊活、不妊治療の記録です。人工授精、体外受精、人工死産、胎盤遺残、その後の妊娠について書いています。

【移植2周期目 自然周期】 D19 移植

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 D19、3回目の通院で移植

14:15から移植の、14時には来院するように指示を受けていました。
お盆ということで渋滞の心配もしていたけど、そこまでひどくなく無事に東京にたどり着けました。
ちょうど仕事が入っていた夫と別れて、一人でお昼を食べクリニックへ向かいます。
前回の移植では移植直後にトイレに行きたくなりました。
そのとき確認したら安静後に行ってくださいと言われてしまったのを覚えていたので、まずは真っ先にお手洗いへ(笑)
その後受付で診察券、保険証(本人・夫)を提出。
同意書は前回提出しているので今回は不要。
(持ち物にはさらにナプキンとありますが、念のため持参したもののやはり今回も使いませんでした。当日は入浴不可のシャワーのみ可。)
移植の日はかなり時間が正確なので、待ち時間や所要時間を考えると快適です。
15時前にはクリニックを出ることができました。

 

移植までの流れ

まずは処置室に呼ばれ、採血。
その後「着床しやすくするための薬です」と、ブスコパン錠を飲みました。
いったん退室し、すぐに安静室に通され、荷物を鍵付きのロッカーへ。
術衣と帽子に着替えます。
(術衣は下にはなにも履かず、上はブラはそのままでOK。帽子は髪が長ければ結んでネットの中に入れる。)
今日はわたしの前にもう一人移植の人がいたようで、2番目の移植だそう。

 

少々待機したあとで隣の手術室へ移動しました。
台へ上がる前に生年月日とフルネームの確認。

 

今回は「融解後に収縮している」とは言われず

台へ上がって壁の時計を見ると、きっかり14:15。
手術室は扉一枚で隣の培養室とつながっているような造りになっているようです。
帽子に術衣姿の培養士さんらしき人が2人いるのが見えました。
院長が手術室へ入ってきて、今回移植する胚の画像(報告書)を見せてくれます。
見せてくれた今回の4ABの胚盤胞はコチラ。


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念のため自分から、「今回は融解後の収縮は大丈夫だったということでしょうか?」と聞いてみました。
「そうですね。特に問題はないようです。」とのこと。
収縮していなかったからといって陽性や妊娠後も順調とも限らないとは思うけど、少しでも不安要素がないことに安心できました。


前回の融解後の収縮を指摘された記事はこちら。

www.bitterlife.site

 

無事に移植終了

エコー検査をして、その後「機械がかかります」と拡げる処置へ。
培養士さんから院長へ胚が渡され、5分程度であっという間に移植が終わりました。
最後にもう一度エコー検査で、今回移植した胚の画像を見せてもらいました。
二度目の白く光る豆粒とご対面です。
三度目はどうか二人目治療のときであってほしい、と願わずにはいられません。

 

注射と安静タイム

その後安静室に戻り、看護師さんからお尻にプロゲストンデポ(黄体ホルモン)の注射。
これが前回痛かった記憶があったので肩にはできないのか聞いてみました。
「肩にもできますが、hCG注射より強めの油性の薬なので残りやすく、肩より範囲が広いお尻をおすすめします」と返されました。
なのでビクビクしながらお尻に打ってもらうことに。
ですが前回より痛くなかったと感じたので助かった。
移植自体も前回は不快なグリグリとブログに書いていましたが、思っていたよりしんどくはなかったです。
2回目だし痛み耐性ができたり、初めてよりは緊張も緩んでいるためでしょうか。

 

その後安静タイムでしたが、またしてもまどろんでいる最中に終わりの声掛けをいただく。
感覚的には20分くらいだったかと。前回より短めでした。

 

採血結果と報告書

着替えて診察室に呼ばれます。
まずは採血の結果の用紙を渡されました。

E2128.7(D13の前回から
P411.38(D13の前回から

どちらも排卵後の数値として問題ないそう。
そして先ほど一瞬見せてもらった胚の画像付きの報告書を渡されました。


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よく見ると<参考>の画像の拡張期胚盤胞に割と近い写真でよかった。
ここでアシストハッチングはしたのか聞けばよかったのに聞き忘れる。
会計でもらった明細を見たらしたことになっていました。
前回の胚の画像は切れている部分がはっきりわかりやすかったのですが、今回の画像だとわかりにくいけどちゃんとやってくれたのかな?

 

体外受精での双子の可能性

あとは個人的に気になっていたことを質問。
「体外受精は1個戻しでも双子になる可能性はあるんでしょうか?」

「1個戻しでも一卵性なら可能性はあります。二卵性になることはないです。」と教えてもらいました。
わたしはてっきり体外受精で双子になる場合はその周期にタイミングを取ってさらに移植もした場合か、2個戻ししたときのみかと思ったのですが、1個戻しでも双子の可能性があるんですね。
(基本は移植周期は避妊が必要とされているようです)

 

判定日はBT8

判定日はBT8、8日後です。
前回がBT7での判定日だったので、陽性だった場合hCGの数値を比較できていいなと思ったのですが、BT7にあたる日は休診日
残念ですが、移植日が休診とかぶらなかっただけでも助かると思うことに。
お会計は16万だったので、採卵なしの自然周期での移植だけなら約20万かかることもわかりました。
陰性でも貴重な胚とお金を失ったことになりますし、今後の移植にも不安が出てきます。
陽性でもまた流産死産に怯えながら過ごす日々が始まる。
すごく怖いしどう転ぶのかはわからないけど、まだ治療を頑張りたいと思う気持ちがある以上、その結果を受け入れないとですね。
ここは通らなければならない道。
フライング検査もしません。
陰性ならクリニックで知ればいいですし、陽性でものちにダメになった場合喜んだ分だけむなしいという考えなので。
いよいよ次回は2回目の判定日になります。

 

本日のお会計          161,005円
体外受精治療費合計    1,199,601円