Bitter Life

30歳から始めた妊活、不妊治療の記録です。人工授精、体外受精、人工死産、胎盤遺残、その後の妊娠について書いています。

【移植3周期目 自然周期】 D19 移植

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D19、移植当日

前日にようやく移植が決まり、今周期5回目の通院、移植当日になりました。
前日から自宅には帰らずに都内で一泊しています。
朝ごはんをなか卯で夫と食べ、夫は仕事へ、わたしは前回の移植分の助成金申請に必要な書類を取りに行きました。
課税証明書を取りに、久しぶりに以前住んでいた地区の区役所へ。(1月1日時点で住んでいた住所での発行だったので、東京になります)
証明書を受け取り、少し早い到着になりそうでしたが、そのままクリニックへ向かいます。
14:00から移植の15分前には来院の指示を受けていましたが、13:30頃にクリニックへ到着しました。

 

3回目の落ち着き

今日移植する患者はわたし一人のよう。
採血を済ませ、待ち合いで待つつもりが早々と安静室に通してもらいました。
お手洗いへ行き、術衣、帽子に着替え、ベットで横になって待ちます。

しばらくするとノックをされ、ブスコパン錠の服用です。
移植は3回目なのと前回も2ヶ月前に移植したばかり。
もう流れもわかりきっているし、気持ちもだいぶ落ち着いています。

手術室へ移動し、台へ上がる前に生年月日、フルネーム確認。
台へ上がって院長を待ちます。

 

培養士さんとのお話

ここで過去2回はそこまで待ち時間がなかったのですが、なにか都合があったようで少々待機するかたちになりました。

この手術室には採卵と移植でしか入ったことがありません。
ふと流産手術もここでできるのかなと気になってしまったのですが、それをわざわざ聞いて確認するのは縁起でもない、と思いとどまりました。

沈黙に耐え切れず、軽い気持ちで看護師さんに
「このぐらいの時間に移植となると、当日は何時頃から胚を溶かしているんですか?」と質問したのですが、

「何時頃から!ちょっと待ってくださいね~」とすぐ隣の培養室へ同じ質問を投げかけたので、アッなんだかわざわざスミマセン・・・という気持ちになってしまいました^^;


隣の培養室から男性の培養士さんが顔を出して
「朝一の8時半から胚を溶かします。溶かす時間自体は30分程度なのですが、胚は生きているのでそこから収縮を繰り返します。
融解から回復できない、移植に厳しいような胚は茶色に見えます。」

と丁寧に教えてもらいました。

 

融解後の収縮、再び

ようやく院長も手術室へ入ってきて、移植が始まりました。

まずはこれから移植する胚の画像(のちに渡される報告書)を見せてもらいます。

今回移植した4ABの胚盤胞はコチラ。


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・・・・・・・・・・・!?

「融解からの回復が遅く、収縮気味です」

え!?また!?

「それって1回目と比較するとどの程度ですか?」

つい動揺して質問で返してしまいましたが、あとで確認しますねと返され移植が始まりました。
そりゃそうだ・・・
いまここでなにも資料もない状態なのに1回目の移植のことを聞かれても、と冷静になりました。

 

胚の収縮をどう考える?

移植1回目も融解からの回復が遅く収縮していると言われましたが、その後妊娠できています。(ただしBT7でhCG24.4と低め)

www.bitterlife.site

 
2回目は収縮しているとは言われませんでしたが、陰性。

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これは気にすべきかしなくていいのか。
1回目と同じなんだから、むしろいい兆候と思うべきなのか。
わたしのなかで脳内会議が始まりました。

移植自体は、なんだか前回よりも痛く感じました。
もしかしてそのときのメンタルにも左右されているのかもしれません。

終了後に三度目の白く光る豆粒とご対面しました。
2回目のほうがもう少し期待のこもった目で見れていた気がします。
1回目なみに無感動でした^^;

 

注射と安静タイム

その後安静室に戻り、お尻にプロゲストンデポの注射です。
今日はこの時点で着替えもお手洗いもOKと言われたのですが、着替えはとにかく今までお手洗いは安静後だったような・・・?

部屋着に近いこの術衣のほうが休めそうなこともあり、着替えずにそのままベットに横になりました。
途中ウトウトもでき、目が覚めて少し経った頃に安静解除に。
30分くらいはあったので、2回目のときより長かったです。

 

収縮は1回目と同程度

着替えて診察室に呼ばれます。

採血の結果は
E2177.5
P49.57

「ホルモン値は問題ないです」と今日も改めて言ってもらえました。

先ほど一瞬見せてもらった報告書も渡されます。

「胚の収縮ですが、1回目のときと比べるとどの程度の収縮でしょうか?」

「そうですね・・・1回目のときと同程度です。」

「そうですか・・・。でも1回目のときはそれでも妊娠できたので、あまり気にしないようにします^^;」

自分にも言い聞かせるように、この話はここで終わりました。

今回もアシストハッチングもおこなったそう。
(上の画像で見ても、左下に胚がきれている部分がきちんと写っています。)

 

判定日はBT9

判定日はBT9、9日後に設定してもらいました。

明後日から父の四十九日のため地元へ帰省します。
BT7は休診日で、BT8か9の判定日を考えていました。
その日に合わせて地元から新幹線で東京まで来て、クリニックへ向かう予定です。
(院長はBT5~6でもと言ってくれましたが、陽性でもhCGが低い場合再判定日が設定されてしまうので、個人的には早いよりは遅いほうがいいです。)

移植3回目の今回は1回目と同じく融解からの回復が遅く、胚の収縮を指摘された移植になりました。
移植して地元で過ごし、戻ってきて判定を聞くという流れも1回目のときと同じです。


自然周期で移植するのは今回が2回目。
前回は約20万だったのが、今回は通院回数が増えたので約26万かかりました。

次回はいよいよ3回目の判定日になります。
もし陰性だった場合、さすがに焦りも出てくるので、なにか検査をお願いするとか対策を考えたほうがいいものか。

本日のお会計        152,974円
体外受精治療費合計    1,461,929円