Bitter Life

30歳から始めた妊活、不妊治療の記録です。人工授精、体外受精、人工死産、胎盤遺残、その後の妊娠について書いています。

29w0d 妊婦健診【9回目】 最後の健診

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食生活の変化

つわり時期はやはりさっぱりしたものが食べたくなりまして。
つわりが明けてからは食欲が増す。
すぐお腹が減るので多めに食べておこう精神でいた。
下手したら夫より食べていたかもしれない。

妊娠後期に入る数日前からたまに胃酸が上がってくる感覚があったのに、
深く考えないようにするわたし(笑)
この日は夕食後から胸焼けがひどくなって、その夜はまともに眠れず・・・
調べるとこの時期は胃が押し上げられて逆流性食道炎みたいになるそう。

ずっとこんな感じだったらどうしようかと思ったのですが、
食べる量を控えめにしたらマシになりました。
つい食欲が増していたままと同じ感覚で食べてしまっていたので、
調節具合がなかなか難しいものだなと^^;

 

突然の電話

里帰り先の病院からの着信。
まさか分娩拒否だったらどうしよう・・・と恐る恐る出てみた。

いったんは決まっていた初診予約日を変更してほしいという電話だった。
それでも「今のところは大丈夫ですが、コロナの影響で今後の状況によっては受診や分娩をお断りする可能性もあるかもしれません」と脅される(汗)
我が家は(このときは)緊急事態宣言が出ていない関東県内から、
これまた宣言が出ていない某日本海側の地元に里帰り予定。
これが東京からの里帰りだったら、本当に断られていたかもしれないような雰囲気だった。

 

恐れていた事態

Twitterで見ていたので予想はしていたものの、
ついで気になっていた立ち合い出産は可能なのかも聞いてみた。
病院のHPを見ると、当院は立ち合い出産を推奨していますとも書いてある病院。
特にお知らせなども(このときは)なかったから大丈夫なのかな・・・?
しかし立ち合い出産は不可とのこと。

予想はしていてもそれでもショック・・・。
100点中80点くらいのショック(泣)
もちろん分娩拒否よりましでそれが100点だったわけですが。

人工死産だったとはいえ一度は出産を経験したわたし。
夫が付き添ってくれたことでやはりスタッフよりちょっとしたことはお願いしやすかったし、
産まれたときの夫の涙を見てわたしも辛かったし申し訳なかった。
そのことがあったので、今度は違う意味の涙が見たいくらいの気持ちでいたけれど・・・。
立ち合い不可となると完全に事後報告みたいになっちゃいますね。

わかってるんです、病院だっていじわるでそんなことを言ってるんじゃないことを。
すべては感染から患者を守るため。
院内感染なんて起きた日には責任問題や医療崩壊の危機。
気が付ければ愚痴のようになってしまったけど、それでも本当に残念(╥_╥)

 

最後の健診

29w0d、今日で里帰り前最後の妊婦健診。
夫と二人で病院へ。
里帰りの予約の件もあったからたぶんそうだろうは思っていたけれど、
今日も前回と同じ女医さんでよかった。
先生の姿も今までの普通のマスクから、目元もガードできるようなガード付きマスクに変わっている。

 

逆子も治る

まずは経腹エコー。
前回指摘された逆子が治っていた。
「もちろんこれからまだ逆子になるリスクはあるものの、
現時点で治っていればだいぶリスクは低いです。」
よかった・・・!

ちょうどエコーをあてているときに子の手が動いたのが映って、
ちゃんと胎動とリンクしているのがわかった。
当たり前かもしれないけど、私的に地味に感動ポイント・・・!


子の大きさは1400g後半くらい。
前回980gだったので急に増えたように感じたけど、
逆子状態で頭の大きさから計測すると前回が小さめに測られてしまった可能性もあるらしい。

 

やっぱり顔は見えず(泣)

今日は里帰り前最後の健診・・・。
夫も一緒だし、今日こそまともに顔が見たい!
・・・が、ダメだった。
久しく健診で顔が見れていないので、なんかもう「見れないのが当たり前」くらいになりつつある・・・。
里帰り先でも1回くらいはっきり顔が見れる機会があるといいな・・・。

 

万が一里帰り出産不可になったら?

里帰り先病院からの電話のことを話す。
「もし里帰りできなくなっちゃっても、いまのところうちの病院では分娩できるからね。」
おおおお・・・ありがたい。
先生が女神に見える。
立ち合い出産も現時点ではまだ可能らしい。(※後日不可になったよう)
里帰り出産については日本産婦人科医会から「控えてほしい」というお達しが出てしまったので、肩身の狭さを感じた。
もう少しタイミングが違っていたら、わたしも諦めざるを得ない状況になっていたかもしれない。

 

今後の規制緩和の可能性

6月末の予定日の頃には、もしかしたら規制が緩くなって立ち合い出産や面会ができる可能性もあるか聞いてみた。
「うーん、一度決まったことを解除するのはなかなか難しいものがあると思う。
万が一解除したあとになにかあると責任を取らないといけないから。」
・・・なるほど。
あまり期待するのはやめておこうかな・・・。

 

お世話になりました

里帰り先に渡す紹介状ももらう。
その後内診室へ移動して経膣エコー。
子宮頸管長も3cm後半くらいで、切迫など特に問題なし。
先生に挨拶を済ませ、もし二人目出産があれば今度はこの病院で産むことになるのかななんて考えた。

里帰りにむけて早めに動いていたので、大掃除や荷造りなどわりとゆとりをもって準備できた。
次回からは出産予定の地元の病院での健診。
そして久しぶりの実家での生活が始まった。