Bitter Life

30歳から始めた妊活、不妊治療の記録です。人工授精、体外受精、人工死産、胎盤遺残、その後の妊娠について書いています。

【移植2周期目】 D3 初めましてと採血

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治療再開3周期目もリセット

D27でリセットしました。
治療再開からタイミング法3回で妊娠はならず。
できれば自然妊娠に近いかたちで授かって、少しでもリスクを避けたかったけど・・・。
試すなら3回まで、と決めていたので再び高度治療に戻ります。
治療再開からこれまでの治療費合計は13,140円でした。
体外で通院する日の1日分の治療費並み。
サヨウナラお財布にも優しかった日々。

 

代診の医師の日に予約

生理開始3日目までに来院の指示を受けていました。
リセットに気が付いたのが夜で、D3にあたる日がちょうどバイトも休み。
「その日は院長先生ではなく代診の先生の日ですがよろしいでしょうか?」と聞かれ、一瞬ひるんだけれど、採血と内診くらいだろうしとそのまま予約しました。
そういえばこれを聞いて過去にはずらした日もあった。

 

採血後に初対面

まずは処置室にて看護師さんによる採血。
いままでは採血がなかったから楽だったな。時間も1時間待たなくていいし。
そのまま内診。
そこで初めて代診の医師とご対面。
勝手に若い医師を想像していたけど、推定50代、いつもの院長先生より年配の男性医師でした。香田晋似。
内診を終え、今日は外出したい気分だったので、外で朝ごはんを軽く食べてまたクリニックへ。

 

ホルモン値、内診の結果は問題なし

すぐに呼ばれて診察室に入ります。
人が違うから当たり前だけど、すごく違和感・・・!

採血の結果はE249.9
FSH9.2
移植するにあたっての内診結果も含めて、現状では問題はないそう。
(左卵巣の内膜症は指摘される)
「いまのところ自然周期でも移植できると思います。」と。
D3なので内膜が薄いから今日は見えないけれど、後日なにかわかる可能性もあるらしい。

 

涙ながらの診察

そこから「カルテを見させてもらったんだけど、去年7月にこのクリニックを受診して採卵、次の周期で移植して結果は妊娠。けれど死産になって、そこから胎盤遺残にもなったんだよね。」
と、これまでの治療歴を振り返ってお話されて。
そしたらこれまで辛かったことや惨めだったことが、一気にドドーっと押し寄せてきてしまって。
泣いてしまいました。
死産から半年以上経って、ようやく気持ちも落ち着いてきたのかななんて思っていたけれど。
まだ指摘されて泣くぐらいには立ち直れていなかったんだな、と自分でも驚いたくらい。

 

途中、涙がとまらないわたしへ「あまり死産のことを気にしているとストレスにもなるから」というようなフォローもいただいたのですが、人工死産を経験して何も気にしていないほうが人間としてどうかと思う、と心の中で思ってしまう始末。すっかりこじらせている。


「癒着胎盤や前置胎盤なども、体外受精というより凍結胚を移植することによるリスクです。」
そう言われたら、次に妊娠できたとしても今度は胎盤は大丈夫なのかも急激に心配になってきた。
胎盤が正常でないと母子ともに命に関わってくるし、子宮全摘だってあり得るのに。

 

「自然周期希望なのも、前回はホルモン補充周期で移植したから自然周期で移植したいんだろうけど・・・。」
ばれてる。その通りです。
ホルモン補充周期のほうが妊娠率がいいこと、だからだいたいのクリニックではホルモン補充周期で移植していることや着床の窓の話もされた。

 

院長は前回の移植の際、ホルモン補充周期でも自然周期でも妊娠率は変わらないと言っていたんだけどな、と疑問に思ったけど。
医師が違えば考えも違うのは当然、と飲みこみます。
そんなことを考えていたらそのあとの着床の窓の話があまり頭に入ってこず。
自然周期だとホルモン値や子宮の状態によっては移植がキャンセルになり、次周期になってしまうことも説明されました。

 

次回はD13、院長での予約

次回は翌週、D13での受診。
医師が変わるとすごく違和感・・・というか、落ち着かない診察でした。
まるで初診。
バファリンを飲み間違ったことも言うつもりがすっかり忘れてしまったし。
泣くかもしれないと思っていた治療再開して初めての出戻り診察の日は、そこでは泣けなかったんだけどな。
なんだか恥ずかしくもあるし・・・。
院長のドライな雰囲気が恋しい(笑)
わたしにはこっちのほうが合っているんだろうか?^^;
大きいクリニックで指名ができなくて、毎回医師が違うようなところは、方針や考えの違いによる違和感を感じたりしないのでしょうか。


次回はいつもの院長の日に予約できて一安心。
心の準備もあるので(笑)、移植日までの見通しもわかりますように。

 

本日のお会計         11,340円
体外受精治療費合計    1,019,140円