Bitter Life

30歳から始めた妊活、不妊治療の記録です。人工授精、体外受精、人工死産、胎盤遺残、その後の妊娠について書いています。

9w0d 産科受診と切迫流産

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9w0d、前回の記事の続きです。

 

翌日、朝一で夫と一緒に病院の産科に向かいます。
初診の申込書を印刷して持参していたのですが、ちゃんと話は通っていたようで診察券はすでに作られていました。

血圧・体重測定、採尿を済ませ、治療歴などのプロフィールシートを記入します。

その後、一度看護師との面談をはさみました。
産科なので当たり前なのですが、マタニティマークをバッグにつけて一目で妊婦とわかるお腹の大きい人が目立ちますね。

少し前まで本当に見るのが辛かった光景です。
みんな自然妊娠なのかな、このなかで同じく不妊で悩んで体外受精した人はいるのかななんて考えてしまうあたり、妊娠しても根暗なわたしです(笑)

 

呼び出しは専用の携帯を渡されましたが、いいですねこれ。
持っていればそのフロアを離れていても安心ですし。
ようやく呼ばれ中に入ります。
女医さんに「まずはこのたびは妊娠おめでとうございます」と言われ、驚いたと当時に嬉しかったし照れくさいような気持ちになりました。
そんなことクリニックでは一言も言われなかっただけにw

 

子宮頸管無力症と言われ前日にかたまりが出たことなどを説明し、早速内診へ。
明らかにほっとしたような素振りをされたのですが、「よかったです。かたまりが出たと言っていたので心配でしたが、赤ちゃんは無事です」とのこと。
わたしは夫の心配しすぎかと思ったのですが、やはり本当に胎嚢ごと赤ちゃんも出てしまう場合もあるようで、いまになってゾッとしました。
そんなトラウマ体験をせずに済んでよかった。。。
せっかくなのでと夫も呼んで直接モニターを見せることができました。

前日9㎝あった血腫は4㎝と半分以下になり、出血により短くなっていた子宮頸管もいまは閉じているそうです。
体外受精だと人の手で受精卵を戻すぶん絨毛膜下血腫になりやすいそうで・・・。
やはりなんでもメリット、デメリットはあるものだなと。

 

そのあと触診プレイ
内診だって気持ちのいいものではないですが、触診はさらに苦手です。
指が!!以外の感想を持てない。まさかの2日連続です(笑)
あとは消毒や子宮頸がん検診もさくっと完了。
無力症ではないんですか?と念入りに聞きましたが、切迫流産だったようです。
よく聞くやつだ・・・そして今回は腹痛もあったからあのときは危なかったんだろうな・・・。
またしても綱渡りを持ち直すミラクル・・・。
引き続き安静にとは言われましたが、入院もまぬがれました。
(9㎝のままだったら入院確実でした)
終わりがけにまたしても「今回は本当に妊娠おめでとうございます」と再び言っていただいて、気持ちよく診察室をあとにします。

 

電話の塩対応もあったし、大きい病院だしどんだけ雑な扱いを受けることになるのかと気が重かったのですが、看護師や医師はそんなことはないようです。
「あれが営業だよ」と営業マン夫からのお言葉も。
帰宅後にホームページも見直し、あの医師役職もついてるしよく初診対応するんじゃないのかな、とのこと。

 

その後は採血(院内で一か所で行うのでここでも待ち時間あり)、次回の予約、自動清算機でお会計も済ませ、ようやく全部終わった頃にはお昼です。
朝一(8:30)に来てもこの時間ですが、そのかわり24時間体制の大きな病院という安心感もありますしね。
待ち時間のことを考えると次回からも気は少し重いですが。

無力症ではなくてよかった・・・。
慌ただしく初めての産科受診が終わりました。