Bitter Life

30歳から始めた妊活、不妊治療の記録です。人工授精、体外受精、人工死産、胎盤遺残、その後の妊娠について書いています。

17w0d 再入院5日目 激痛

※暗い内容も含みますのでご注意ください。

 

17週0日 再入院5日目 木曜

 

朝食を食べてすぐに、男性担当医から子宮口を拡げる処置を受けた。
棒状のものを子宮頸管に1本入れて、夕方にその数を増やすそう。
ロキソニンと胃薬がいるかの確認があって、もらって飲んで挑んだ。
先にいつもの診察だったのに、なにをされるのか痛みはどうなのかの恐怖と緊張で、いつもより下半身の力がうまく抜けない。
入れたときはぐっと入った感覚があったけど、軽い違和感はあるもののそこまで痛くはなかった。
夕方に数を増やされるので、そのときはどうなるかわからない。
自然とお腹をさすりながら、動くときはゆっくりになる。

 

この日はサイクルでいうと本当は足湯の日だったけど、明日お産でできないのでシャンプーでお願いしてもらう。
そのあと看護師さんが来て「赤ちゃんの心音を聞きますか?」と聞かれ、返事をする前にそれだけで泣き出した。

もう最後だから聞きたい気持ちはあるけど、逆に確認することでかわいそうで悲しくて辛い。
そう伝えた。
泣き出したから結局聞かなかったけど「聞きたくなったらいつでもナースコールしてくださいね」と言い、看護師さんは出ていく。

 

普段夕方から来ることが多い夫が、仕事の関係で今日は昼過ぎにきた。
いまなら最後に一緒に聞けるしと思い、心音の件を伝えた。
すると「辛くなるからいい」と言われ、わたしも気持ちに踏ん切りがついた。
きっと夕方以降はそれどころではないだろう。

 

16時頃に男性担当医と田中医師とで2回目の拡張。
本当に激痛で最悪という感想しかない。
もう硬い棒状のもので奥まで突き刺されてるかような痛み。
看護師さんが呼吸の仕方でなにか言ってくるけど、なにも耳に入ってこない。
同じ処置をしてもぐっと声を出さずに堪えられる人もいるんだろうけど、覚えてるのは「痛いです痛いです痛いです!!」って叫んだり「まだですか、すみません!!」とも言ってしまった。
すみませんはあの!のほうじゃなくて、ごめんなさいのほう。
はたから見たら絶対みっともないんだろうけどわたしは痛がって。

 

終わってからロキソニンと胃薬をもらって飲む。
スタッフから言われなかったこともあったけど、ここでもっとよく気をまわしてこちらから飲みたいと確認をとればよかったと激しく後悔した。
気休めにはなっていたかもしれない。

 

あんなに痛かったのにそれでも予定の本数が入らなかったらしい。
拡がり具合によっては明後日の出産になるかもしれないと伝えられる。
メンタルもドン底なのに身体的にも痛めつけられるってもはや地獄。
卵管造影検査も激痛だったからそれも痛かったな、とも思い出したりして。
検査と流産の前処置じゃ気持ちも全く違うけど。


経験したなかで一番のとき以来の、重い生理痛のような痛みが続いた。
もう早く終わってほしい以外の感情がなくなる。
ホットパックももちろんもらって温める。
ベッドで横になって1時間くらい寝落ちしていたけど、眠りも浅かった。
それでもずっと横になってそこだけに意識がむくより・・・。
数時間経ってくればテレビを観たり、ブログの文章を考えたりすることで「気がまぎれていればそこまで気にならない程度」にはなってきた。
反省を活かして事前にもらったので、寝る前にもまたロキソニンを飲んだ。
明日朝食後もすぐに飲めるよう、そのぶんもお願いしてある。