Bitter Life

30歳から始めた妊活、不妊治療の記録です。人工授精、体外受精、人工死産、胎盤遺残、その後の妊娠について書いています。

再入院7日目 産後翌日

※暗い内容も含みますのでご注意ください。

 

再入院7日目 土曜


4時頃に一度目が覚めた。
トイレにも一度行ったけど、身体が回復した感じがあった。
寝てみようとするけどなかなか寝付けない。
見回りの看護師さんがきて、保冷剤もちゃんと替えてくれたのがわかった。
ようやくまた寝つけたのが6時半頃だった気がする。

 

8時前に診察のため看護師さんに起こされる。
お小水に行っておいてください、と一度出ていった。
起き上がってトイレまで行ったけど、くらくらして立っていられなくて駆け足でベッドに倒れこんだ。
夫が顔白いよって。
もう一度看護師さんがきて具合が悪いことを伝えると、介護状態でトイレに行った。
そのまま体調をしょっちゅう確認されながら、車椅子で診察室へ。

 

田中医師に「だいぶ力の抜き方がうまくなりましたね」なんて言われるけど、単に具合が悪くて力が入らないだけ。
子宮の状態は問題ないそう。
当たり前だけど、もう誰もいない。
昨日のとり残しを取る処置も受けた。
2回生理を見送るとまた治療再開できるくらいになると聞いている。

 

遅めの朝食も半分くらい食べて、寝てしまっていた。
そこでは眠りが深かったようで、寝てから一時間しか経っていなかったことに驚く。
朝よりは具合もよくなってきた。

 

希望すれば今日退院できたけど、朝のこともあったし無理せず明日でお願いした。
「退院のお見送りがあるので、退院時間を早めに決めてほしい」と伝えられる。
一瞬退院の見送り?前回退院したときそんなのあった?って思ったけど、「出棺」という意味に気付いた。

 

お昼に前回入院していたときの助産師さんが会いに来てくれた。
一番話しやすくお世話になった人だったから、全部終わってから会いたいですとお願いしていた。
特定のスタッフに会いたいとか完全に自分の自己満足なんだけど、どうしても会いたかった。
また泣いてしまって、起きたことや思ったことを聞いてもらう。
赤ちゃんの顔も見てきてから来てくれたそう。
助産師さんも泣いてくれた。
涙を流させて申し訳なかったけど気持ちがありがたかったし、自分の口から報告できてよかった。

 

朝一度返した赤ちゃんもまた会わせてもらった。
新生児用のキャスター付きのカゴに乗せられてきて、気遣いなのかもしれないけど逆に悲しくもある。
なるべく傷ませたくないのもあって、今日の夜はお返しした。

 

一週間ぶりにシャワーにも入った。
そのあとはこのブログの下書きに夢中になってしまって、寝るのが遅くなってしまった。

 

ベッドで横になってみて・・・。
普段あんまり霊的方面のスピリチュアルなことは信じないほうだけれど・・・。
もし天国とか地獄とか、死後の世界があるのなら。
自分が死んだあとに、また会えたらいいなと思った。