産後40日目 胎盤遺残の経過観察決定
そもそも胎盤とは?
「赤ちゃんに栄養を送っているらしい」くらいのなんとなくの知識だったので、改めて自分でも調べてみた。
胎盤とは、女性が妊娠したときに形成される新たな「臓器」のことだ。
妊娠したほ乳類にだけ形成されるもので、女性の体内にもとからあるものではない。
着床した受精卵から分泌されたホルモンによって作り出される、いわば血管の固まりだという。
「胎盤は、お母さんの血液・酸素・栄養を赤ちゃんに供給する臓器です。子宮の内側に付着した胎盤は胎児へと栄養や酸素を送り続け、妊娠4カ月後半、15週ごろになるとほぼ完成します」
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胎盤遺残とは、文字通り出産を経て役目を終えても胎盤の一部(または全部)が出てこれずに残ってしまった状態。
いまのわたしの状態である。
MRIの検査結果・・・経過観察決定
MRI検査から一週間後の婦人科外来予約。
結果次第ではもしかしたら手術になるかもしれない・・・その覚悟での診察だった。
田中医師がわたしにもパソコン上のMRI画像を見せてくれた。
普段エコー画像では平面でしかわからないけど、スゴイ、なにやら立体的に見える・・・!!
「MRIでもだいたいエコー検査で見えていたことと同じことがわかりました。
胎盤の大きさは4~5㎝あります。
hCGも今日は57で順調に下がっています。(392→105→57)
妊娠の陽性が20以上で、20以下で陰性ですね。
他の先生とも話合った結果、このまま生理がくるのを待つことになりました。」
内心、手術回避で安堵と驚きのわたし。
「というのも、手術してしまうと今後の妊娠や不妊治療にも影響が出る可能性があるので」
あぁ、やっぱり。
そうかもしれないとはずっと思っていた。
「生理が始まると胎盤のかたまりが出てくるということでしょうか?」
「どちらかというとポロポロ出てくる感じになると思います。」
「2月中に生理がきたらいいほうでしょうか?(この日は1月末)」
「いえ、2月にくることはないですね」
まだ先は長そう(泣)
胎盤遺残じゃなかったらもしかして同じ頃に移植2回目できたんじゃとも考えなくもないし・・・。
くやしいしもどかしいなぁ・・・。
「ただ万が一大量出血が起こってしまった場合は、そのときは手術の可能性も考えておいてください。
それはもう命に関わるので」
あぁ、これは検索情報どおり・・・。
あとは自分でも調べてしまって、抗がん剤治療や子宮全摘術とも見てしまって不安だったことも話した。
大丈夫ですよって返してくれるのかなと思ったら
「じゃあ子宮動脈塞栓術も見ました?それは見ておいてもいいかもしれないです。
あとは掻爬術か」
さらに「藁にもすがる思いでよもぎ蒸しにも行ったんですけど、少しでも効果ありますか?」ともためしに聞いてみた。
ちょっと失笑気味に「いや、あんまり・・・笑」
「でもリラックスしてもらうことはいいことなので(ニッコリ)」
いやリラックスより、むしろ修行僧のような気持ちだったけど・・・(笑)
残念・・・でもよもぎ蒸しが気に入ったし、また治療再開できるようになったら行きたい。
結局は時間が解決してくれるのを待つことになった。
仕方ないけど実質治療お休み状態。
なにか日常で楽しみを見つける時間にもあてて、ゆっくり過ごそうかな。