Bitter Life

30歳から始めた妊活、不妊治療の記録です。人工授精、体外受精、人工死産、胎盤遺残、その後の妊娠について書いています。

不妊治療のカミングアウトと妊娠報告

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実家、義実家への妊娠報告と同時に不妊治療のカミングアウトのお話です。(両家初孫の予定でした)
本当は妊娠報告の記事は、予定していた出産までの別ブログで書くつもりでしたが、こちらで失礼します。

 

実家への報告

 妊娠7週目の頃に実家、義実家へ妊娠を電話で報告。
家庭状況などにも触れている前回の記事はこちら。

 

www.bitterlife.site

 

実家へ電話をかけ、母にかわってもらった。
そこで「赤ちゃんができたけど子宮に血腫もあって出血が続いていて、まだどうなるかはわからない。今まで黙っていたけど不妊治療もしていた」と伝えた。

母と話すのにこんなに緊張したことがあったかな。

それぐらいどきどきした。

 

すると「血腫があって出血って・・・それって五体満足で生まれてくるの?

うちは病人と高齢者(母と祖父母)なんだから、帰ってきても手伝いとかあてにしないで。

お母さんはこどもができないっていうのはよくわからないけど・・・。」

 

「おめでとう」とか喜んだ様子はいっさいなくて、実はかなりショックだった。
自分の深刻そうな言い方も悪かったのかもしれない。
不妊治療のことは詳細までは聞かれなかった。

知識もあるのかわからなかったし、このときは体外受精までやったとかあえてこっちからは伝えなかった。

今後帰省したタイミングで聞いてくる可能性もあるけど・・・。


母は世代を考えたら結婚は遅いほうではあったけど、結婚式ではすでにわたしを妊娠していたと聞いたことがある。
わたしと弟なんか年子で、聞かなくても不妊ではなかったことがうかがえる。
不妊の気持ちはわからないと思ったので、それも今まで言わなかった理由のひとつだった。

 

「病人と高齢者」も確かにその通りで、のちにこのことで里帰り出産にするかこのまま東京で産むかめちゃくちゃ悩んだ。
母に東京へ来てもらうのも論外。
(父もいるが、クセもあるし完全に頭数には入っていない)
入院になってからは定期的に「具合どう?」とか、「(病気や身体のことで)本当にあまり手伝えないとは思うけど・・・こっち(地元)で産んだら?」などの電話でのやりとりはあって、人並みに心配してくれている様子が伝わって少しだけ安心した。

 

義実家への報告

 同日そのあとに、夫から義実家へ電話。
お義母さんの「えーほんとに!よかったねぇ、おめでとう」と嬉しそうな声が聞こえてきた。
その声を聞いてわたしも嬉しかったし、今までお待たせしていて申し訳ない気持ちに。
不妊治療については「わたしの知り合いにも不妊治療して3、4年かかった人がいて・・・」という反応だった。


わたしとも電話をかわって、つい「出血が続いていてまだどうなるかはわからないんですけど・・・」と言ったら「ちゃんと専門の先生のところにかかってるなら大丈夫だと思うから、いまは身体大事にしてね」と返された。

 

対応の差で泣いた

 このときはお義母さんの対応と、自分の母との対応の差でなおさら悲しくなってしまって、あとでこっそり泣いたくらい。

夫は体外受精での妊娠だったこともお義母さんに話したらしい。
不妊治療報告については、やっぱり妊娠後の事後報告にしてよかったと思った。